引っ越しの挨拶はする?しない?
新しく引っ越してきた人がいるみたいだな、と思っていたらインターホンが鳴り、挨拶をされた経験がある人も多いのではないでしょうか?
戸建て住宅の場合はご近所同士で小規模な組合があるなど、時代が変わり地域によって差もあるかもしれませんが、挨拶は必須といえます。
ですが一般的に、一人暮らしアパートやマンションの場合、挨拶はするのでしょうか。しないのでしょうか。女性の一人暮らしの場合はむやみに挨拶など控えるべき!?
実際にどのようなケースがあるのか、調べてみました。
一人暮らしでマンション、アパートの場合、挨拶に行く?
かつては引っ越しに挨拶はつきものでした。
ですが、時代の推移と共に特に女性の一人暮らしについては防犯の面から、あえて挨拶に行かないという人が増えたといわれています。実に、専門家によれば半数以上の人が挨拶に行かないのだとか…。
今では、アパートで一人暮らしの場合、挨拶に行くのは半数ほどなんだそう。
理由はもっともらしく言うと「防犯の徹底とプライバシーを守るため」が一般的な回答ですが、きっと多少は「何かめんどくさい」とか思ってしまっている人もいることでしょう。
しかし、隣近所の部屋に挨拶に行かなくても、大家さんが同じ建物に住んでいる場合には必ず挨拶に行きましょう。そこだけは最低限のマナーです。
それでは、隣近所や大家さんに挨拶に行く場合、どんなモノを渡せば喜んでくれるのでしょうか。
最適な訪問時間や最適な品物をご紹介します。
訪問に最適な時間
引っ越しが済んだ時点で、食事時間を避け、まずは出向いてみましょう。基本的に午前中は良しとされていますが、お休みの日は早すぎる時間帯を避けます。
留守のようであれば、訪問した時間とは違う時間帯に日を改め出向きます。それでも会えない場合は、一筆添えて品物を置いてきましょう。その際、個人情報は最小限に!
挨拶に最適な品物
1,『男女、年齢問わず使用できるものを選びます』
誰もがもらって困らない、日常的に使用するものを選び、色で迷った場合は中間色を選んでみましょう。
また、価格は400円~1000円くらいが無難、特にこれまで居住していた場所の住人で特にお世話になった方がいれば、プラスして考えます。
2,『匂いの強いもの・好き嫌いがはっきり分かれそうなものは避けましょう』
食べ物は好みが分かれることと、初めての土地で見ず知らずの人からもらう場合、人により嫌厭されるので、瓶入りのもの・封がしっかりされているもの・日持ちのするものを選びましょう。
同じ贈るのでもタオル・スポンジ・ラップ・洗剤など…、日用品の人気が高いようです。香りが強すぎるものは避けたほうがよいでしょう。
金額は分かってしまいますが、本が好きなど、事前に事情を知っている場合は図書カード等を贈っても喜ばれるでしょう。
良いこととは限らない?挨拶のメリットとデメリット?
それでは、マンションやアパートに引っ越す場合に、挨拶をするメリットはあるの?いまいちど整理してみたいと思います。
メリット
1,『生活リズムが明らかに異なる場合は、挨拶時に知らせましょう』
はじめから、夜勤がある・小さい子どもがいるなどの状況が分かっている場合は、挨拶した際に一緒に伝えておきます。そうすることで、お互いの生活がしやすくなりますね。
2,『知り合いがいない場合に何かと助かる』
災害や事故などはいつふってくるか分かりません。そんなとき、ひとりでも知人が身近にいることは心理的にどれだけ救われるか分かりません。
特に、頼りになりそうな年輩女性なら、品物をもってきちんと挨拶すれば気にしてくれますよ!
3,『安否確認に役立てる』
風邪といえど、インフルエンザの場合高熱で数日間動けなかったなど、危機に陥る可能性は無きにしもあらず。
おひとり様が増加傾向にある今、挨拶をして付き合いのきっかけにしましょう。
デメリット
1,ストーカー被害を否めない
女性、特に年齢が若い場合は、挨拶をきっかけに所在を知らせることとなり、ストーカー被害に遭うことがないとはいえないようです。ですが、そういう危険があるからといって周囲に対し必要以上に疑心暗鬼になることはありません。
何かあった場合にはすぐに最寄り警察に届けると共に、信頼できる大人に相談しましょう。
2,女性の場合、窃盗の被害に遭いやすい
定期的に仕送りを受けていることが明らかな場合や、屋上や地上から近く侵入されやすいなどの条件が揃っている場合、窃盗の被害に遭うケースがあり、一人暮らしの女性は圧倒的にターゲットになりやすいとされます。
引っ越しの挨拶がきっかけになるとは限りませんが、施錠を忘れないなど注意を怠らないようにしましょう。
まとめ
「そういえば挨拶はどうするの?」とか、「何を持っていったらいい?」と迷うこともありますよね。あまり頻度が高くないからこそ、一度心得ておけば、あとは楽チン。押さえるところを押さえておけば、「礼儀正しい人」としてポイントが上がるかもしれません。
やっぱり基本的には挨拶はするのがマナーですね。何か挨拶をしないこだわりがあるのなら、それはそれで良いと思いますが。
重くない気遣い心遣いで、新しい毎日を楽しんでくださいね!
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